NPO法人健康フォーラムけやき21

代表メッセージ

令和4年4月1日より新理事長に就任いたしました伊藤昌子です。微力ではございますが、NPO活動の発展と推進のために尽力してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

思い返せば、「NPO法人健康フォーラムけやき21」設立のきっかけは、世田谷区保健所が「世田谷区健康せたがやプラン」を策定する中で、住民の立場で会議に参加した「せたがや健康づくりフォーラム」の有志メンバーが、行政主導型の健康増進活動から、区民が区民を支える、いわゆる区民参加型の地域健康づくり・健康増進をめざして立ち上がったことです。その中心は、初代理事長の仲村智子氏で、その活動への信念は魅力的でした。2005年6月のことです。住民主体の活動は今では当たり前のこととお思いでしょうが、当時は画期的な活動方針の転換でした。あれから、早いもので18年になります。

元気体操リーダーの誕生は、NPO活動のスタートと同時に始まりました。そして、今春は11名の10期生が誕生しました。総勢68名の元気体操リーダーが地域の自主活動グループに赴き体操をリード、地域住民と共に元気に活動されています。想像しただけでも見事なことです。コロナ禍が未だ収束が予測できない厳しい現実のなかで、参加者と一体となって行うリーダー活動はあらためて地域健康づくりを推進する重要な活動体であると感じています。参加者の様子やグループ運営面で感じる様々な情報を相談されたりすることもあると思います。この事はグループ固有の問題ではありますが、地域健康づくりを推進する糸口となる重要な課題と感じています。「住民主体の地域健康づくり」が地域に広がるよう、更に協働していきたいと思います。

さらに、予期せぬコロナ禍に活きる「人々がつながり、元気で心豊かに暮らせる地域社会の実現」の一端を担えるように、リーダーやグループの皆さま、世田谷区保健センター、関係機関等と連携しながら、「食と運動」を柱としたNPO活動の発展と推進のために尽力してまいります。

NPO法人健康フォーラムけやき21

理事長 伊藤 昌子